【9月25-29日】宇宙医学実習@慈恵大の実施
9月25-29日の1週間、2名の学生が慈恵医大・宇宙航空医学研究室に滞在して、宇宙医学に関する基礎実験を体験しました。
実習では、2軸で回転させトータルの重力ベクトルをキャンセルする装置であるクリノスタット(Gravite)を用いて模擬微小重力環境を負荷した培養細胞を用いて、タンパク質発現変化など影響を解析しました。参加学生は、5日間みっちり基礎研究の手法や解析方法などを学び、今回の実験結果をまとめました。最終日には、実習で得た実験結果や実習中に何を学んだかなどを発表してもらいました。
宇宙医学研究では特殊な装置を使うこともありますが、解析手法や実験手法は基礎的な分子学・生理学実験と共通しています。参加学生は、宇宙医学研究の実際の現場を体験できたのではないかと思います。
Graviteの前での参加学生集合写真: 最終発表の様子: