宇宙航空人材育成プログラム 将来の有人宇宙活動を支える宇宙医学人材養成プログラムの創出

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プログラム

プログラム1

宇宙医学講義の実施(宇宙医学基礎知識の習得を行う)

 京都大学において、大学院横断科目として、「有人宇宙医学」講義を実施する。講義内容としては宇宙医学の様々なトピックを取り扱う。

プログラム2

模擬微小重力暴露実験(講義で学んだ知識を実践的に体験・実施する)

 ベッドレスを実験を実施する。ベッドレスト実験は、被験者が6度頭低位に長期間臥床することにより、宇宙滞在で生じる筋骨の脆弱、体液シフト変化、神経系・循環器系への影響を模擬し、宇宙滞在中の人体影響を総合的に学ぶ機会となる。
岐阜医療科学大学でのベッドレスト実験の実施

プログラム3

宇宙医学研究室の訪問見学実習(基礎研究の現場を体験する)

 日本国内の複数箇所の宇宙医学研究室を訪問し、複数の異なる視点から基礎研究の現場を体験するとともに、訪問先の異なる学生同士で交流することによりさらに知見を深める機会を提供する。
イベント①-宇宙医学実習全体報告会
告知①-宇宙医学実習参加募集
イベント②-大分大学訪問
イベント③-慈恵医大訪問
イベント④-ワコール訪問
イベント⑤-IHIエアロスペースの実施
イベント⑥-ヒューストンでの実習

プログラム4

生命倫理を中心とした宇宙倫理学的視点の構築(宇宙医学研究者としての倫理的観点の習得を行う)

 宇宙医学研究は、人や実験動物を対象とするため生命倫理に深く配慮する必要がある。宇宙医学における生命倫理をテーマに宇宙での倫理学の理解を促進させる。
イベント①-宇宙倫理とのWS

プログラム5

宇宙関連学会・企業・機関との交流(宇宙医学と多方面との関わりを学ぶ)

 宇宙分野に関係する学会活動への参加や企業・機関(JAXAやNASA等)との交流や訪問を行う。また、他分野との融合の重要性を学ぶため、定期的にセミナーを開催する。